Blender #07
続続!知ってると便利な15の小技
続続!知ってると便利な15の小技
2017-09-12
CONTENTS
Trick 1. 簡単連番保存
Shift + Ctrl + S を押して保存画面へ、テンキー+/- を押すとファイル名最後の数字がインクリメント(+1)/デクリメント(-1)されます。数字がない場合は追加されます。
過去のファイルを残すことは履歴を残すことと同じです。例えば、過去のモデルと比較して良くなった・悪くなった箇所を見くらべることができますし、編集に失敗したときは失敗前のデータをAppendさせてやり直すこともできます。
過去のファイルを残すことは履歴を残すことと同じです。例えば、過去のモデルと比較して良くなった・悪くなった箇所を見くらべることができますし、編集に失敗したときは失敗前のデータをAppendさせてやり直すこともできます。
Trick 2. 一発細分化
Ctrl + 数字キー(0~5) を押すと選択しているオブジェクトに数字キーに対応したレベルのSubsurfモディファイアが追加されます。Subsurfモディファイアがすでにある場合はレベル変更。
ちなみに レベル7以上に細分化したいときは直接数字を打ち込む ことで可能です。むやみにレベルを上げすぎるとクラッシュしますので注意してください。
ちなみに レベル7以上に細分化したいときは直接数字を打ち込む ことで可能です。むやみにレベルを上げすぎるとクラッシュしますので注意してください。
Trick 3. 反転させる
Ctrl + M > X/Y/Zキー を押すと基準点でキーの軸に対してミラー反転します。カメラの場合はレンダリングを反転させることができます。
反転させるとスケールが負の値になるため、スケールを適用すると面が裏返ってしまいます。面の向きを元に戻す方法は エディットモードですべての面を選択 し、Ctrl + Nキー または Wキー > Flip Normals で裏返すことができます。
※2.80で変更、面の向きを元に戻す方法は Shift + Nキー または Alt + Nキー > Flip になりました。
反転させるとスケールが負の値になるため、スケールを適用すると面が裏返ってしまいます。面の向きを元に戻す方法は エディットモードですべての面を選択 し、Ctrl + Nキー または Wキー > Flip Normals で裏返すことができます。
※2.80で変更、面の向きを元に戻す方法は Shift + Nキー または Alt + Nキー > Flip になりました。
Trick 4. 座標系を作る
座標系を作る要素を選択した状態 で Ctrl + Alt + Space を押すとカスタム座標系を作ることができます。キーが押しにくい場合は Property Shelf > Transform Orientations > +ボタン を押して作ることもできます。削除は座標系リストから選び ×ボタン。ガタガタになったエッジやボーンを一直線上に揃えるときなどに便利です。
※2.80で変更、ショートカットキー廃止。3D Viewportヘッダ中央にある Transformation orientationクリック > +ボタンになりました。+ボタンの上で右クリック > Assign Shortcut でショートカットキー(Ctrl + Alt + Space)を割り当てることができます。
Trick 5. 座標系切り替え
Alt + Space を押すと座標系を切り替えることができます。
※2.80で変更、ショートカットキー廃止。ショートカットキーを新規作成します。Keymap >3D View > 3D View(Global) > +Add New で新規ショートカットを追加した後、操作の識別子に transform.select_orientation を入力すると Select Orientation が作成されるのでキー(Alt+Space)を割り当てます。
Trick 6. 断面から編集
Alt + Bキー > 範囲選択 でクリッピングすることができます。解除は Alt + Bキー。
ポリゴンで隠れた場所を編集するときに便利です。
ポリゴンで隠れた場所を編集するときに便利です。
Trick 7. ソリッド表示で色を変える方法
マテリアルを作成し、Materialタブ > Settings > Viewport Color: でソリッド表示の色を変えることができます。
※2.80で変更、Materialタブ > Viewport Display > Color になりました。
※2.80で変更、Materialタブ > Viewport Display > Color になりました。
Trick 8. ランプにテクスチャ
ランプの Emissionノード に Textureノード を繋げるとプラネタリウム(Point)や映写機(Spot)のような光源を作ることができます。テクスチャノードのVector には Texture CoordinateノードのNormal を繋ぎ、光がぼやける場合は Dataタブ > Lamp > Size:の値を小さく します。テクスチャの黒い部分は発光しません。
※2.80のEeveeでは未対応みたいです。
Point
プロシージャルテクスチャを使った例。
※2.80のEeveeでは未対応みたいです。
Point
プロシージャルテクスチャを使った例。
Spot
画像テクスチャを使った例。ランプの中心がテクスチャ座標の原点となるので Mappingノード を使って位置やサイズを調整しています。Pointの場合は真下が原点となるみたいです。
Trick 9. 一括変更
複数のオブジェクトを選択した状態 で Altを押しながら各パラメータを変更 すると一括で変更させることができます。数値の変更は二通りの方法があり、Altを押しながらドラッグ または 数値を入力した後にAltを押しながらEnter です。
Trick 10. 簡単テクスチャノード
Node Editor へ 画像をドラッグ&ドロップ。ドロップした画像のImage Textureノードが作成されます。
Trick 11. 一発フレーム作成
Ctrl + Jキー を押すと選択中のノードにフレームが作成されます。
フレーム名は Node Editor > Property Shelf > Node > Label: 、背景色は Node Editor > Property Shelf > Colorにチェック で変更できます。
フレーム名は Node Editor > Property Shelf > Node > Label: 、背景色は Node Editor > Property Shelf > Colorにチェック で変更できます。
ノードの整理にフレームを使うと、どんなまとまりなのかわかりやすくなります。
Trick 12. 出力ノードの繋ぎなおし
Ctrlを押しながら出力ノードをドラッグ すると繋ぎなおすことができます。
Trick 13. ノードを切断
Ctrlを押しながらノードの上をドラッグ するとドラッグ経路のノードを切断することができます。
※2.80で変更、Ctrlを押しながらノードの上を右ドラッグ になりました。
※2.80で変更、Ctrlを押しながらノードの上を右ドラッグ になりました。
Trick 14. ノードのタコ足配線
Shiftを押しながらノードの上をドラッグ すると分岐点を作ることができます。複数作ることができ、移動は 選択してGキー または 右ドラッグ、削除は Xキー です。 Shift + Dキー でコピーすることもできます。
ちなみにノードエディターでも Sキー > X/Yキー > 0 で位置を揃えることができます。分岐点とフレームを活用してわかりやすいノードを組むようにしましょう!
※2.80で変更、Shiftを押しながらノードの上を右ドラッグ になりました。
ちなみにノードエディターでも Sキー > X/Yキー > 0 で位置を揃えることができます。分岐点とフレームを活用してわかりやすいノードを組むようにしましょう!
※2.80で変更、Shiftを押しながらノードの上を右ドラッグ になりました。
Trick 15. ノードを素通り
ノードを選択した状態 で Mキー(Mute) を押すと素通りさせることができます。解除も Mキー。
今回はノードについて多くまとめました!
最後にもう一つ、ノード関係の便利なアドオンを紹介したいと思います。
最後にもう一つ、ノード関係の便利なアドオンを紹介したいと思います。
アドオン:Node Wrangler
ノード編集に便利な機能を集めたアドオンです。
インストール方法と使い方はBlender Cycles Memoさんがまとめてくださっていますのでそちらでご確認ください。
オススメはシェーダビューア(ノードをShift+Ctrl+クリック)、クリックしたノードがどんな出力をするか素早く確認することができます。
インストール方法と使い方はBlender Cycles Memoさんがまとめてくださっていますのでそちらでご確認ください。
オススメはシェーダビューア(ノードをShift+Ctrl+クリック)、クリックしたノードがどんな出力をするか素早く確認することができます。
プロシージャルのマスクを調整するときに以前は手作業でOutputノードへ繋ぎなおしていましたが、この機能を使えば一発で確認できますので作業がとても楽になりました!